今回は、ヘルパーはトイレの介助をしてくれるかどうかについて説明していきます。
トイレに行くというのは日常生活に不可欠な行為ですよね。
だんだんと足腰が悪くなるとトイレに行くのにも援助が必要になりますね。
でも、『できるかぎりオムツは使いたくない!』 それが願いですよね。
例え足腰が弱っていても自分でトイレに行きたい、
でも一人で行くのは不安・・家族に頼むのは恥ずかしい・・
家族には「自分でできるから大丈夫」と言ってしまいますね。
家族はいつも不在であてにできない・・
そんな時ヘルパーさんが来て援助してくれたらいいのに・・と思いますね。
実際の所どうなのでしょう?
結論→原則できます。
家族にいつも「自分でできる」と言っているとなると、
家族もできるなら援助しなくても大丈夫か・・と思ってしまいます。
そして本人はトイレに行くのを我慢してしまいます。
そうなるといろいろな病気につながりかねません。
ぜひとも早めにお願いしましょう。
実際にはどんな介助をお願いできるのでしょうか?
例えばトイレ介助のプランが組み込まれたとしたら、
・ヘルパーが訪問した時「トイレにいきましょう」と声がかかります。
・トイレに行く際の足元の安全も見守ってくださいます。
・もし歩くのに助けが必要なら歩行の援助もしてくださいます。
・トイレに一緒に入り、服の脱着も手伝ってくださいます。
・用を足している間も安定して座っていられるように支えてくれます。
・その後おしりを清潔にするために陰洗もしてくれます。
・おしりをきれいに洗うための陰洗ボトルを用意しておくとよいですね。
(ペットボトルで簡単につくれます。ペットボトル500MLを用意しておけば、ヘルパーさんが作ってくれるでしょう。)
またリハビリパンツの交換もできます。
一人で脱いだりはいたりするのは大変ですよね。そんな時助けがあります!
しかし、トイレの排泄というのは人としての尊厳が関わること・・。
ヘルパーさんはその事をよく理解しています。
そのために講習を受けてどのように介助したら恥ずかしい思いを軽減できるか学んでいます。
よく学んで利用者の尊厳には気を付けていますがもし気になることがあるようでしたら気軽にヘルパーさんに相談してみてください。
そのような利用者の意見をもとにヘルパーさんはサービスを向上したいと思っているのです。
~まとめ~
・トイレの介助は原則可能です。
・恥ずかしさから我慢せずに早めにお願いしましょう。
・ヘルパーも利用者の恥ずかしさを軽減するための研修を受けている。