今回は、ヘルパーさんに話し相手は頼めるのかについてです。
早速結論なんですが、
介護保険サービスでは、話し相手になってもらうためだけに
ヘルパーさんに訪問してもらうことはできません。
しかし、一人暮らしの人の場合、
何日も人と話さずに過ごすことはさみしいですし、
心身の健康にとってよくありません。
外出が可能な程度の場合
→地域のイベントや趣味の会に思い切って参加してみてはいかがでしょうか。
市町村の役所で案内が出ていることも多いので、
自分で電話して聞いてみてもいいですし、
担当のケアマネージャーに自分の趣味を伝えて探してもらうのもアリです。
また、最近では、デイサービスを行っている施設でも、
様々なサービスを提供しているので、
見学に行ってみることもできますね。
その際、ヘルパーさんに付き添ってもらうことは可能です。
また、「見学の付き添いについて」は、
「本人の生活にとって必要なこと」になりますので、
ヘルパーさんに頼むことができます。
腰痛などがひどく、外出することが困難な場合
→慣れているヘルパーさんに話し相手をしてもらうために来てもらえるかどうか確認する
(これは全額自己負担になります!!!)
→「傾聴ボランティア」を頼んでみる(地域によってはない場合もあります)
→家事代行サービスを利用する
最近では、「逃げ恥」というドラマで話題になりましたが、
家事代行サービスというものがあります。
このサービスの一つに、「話し相手になる」というものがあり、
聞き上手なスタッフさんもいるようです。
ただ、このサービスはボランティアではなくビジネスなので、費用がかかります。
いずれにしても担当のケアマネージャーに一度相談してみるといいでしょう。
~まとめ~
・話し相手だけのためにヘルパーさんに来てもらうことは介護保険では不可能。
・全額自己負担でヘルパーさんに来てもらう(要相談)
・地域の趣味のイベントや、デイサービスを行っている施設のサービス利用、
傾聴ボランティア、家事代行サービスを利用する