ゴミの片付けは?

ゴミに関してはどうでしょうか。

高齢者の一人暮らしになると、
無気力になり、
布団のまわり食べ終わった総菜のカラや、
飲み終えたペットボトルが散乱しているという状態はめずらしくありません。

そのようなゴミの片付け、またゴミ出しの部分も
生活援助の一部としてヘルパーが担ってくれます。

もしヘルパーの援助が存在しなかったら、メディアで話題になっているゴミ屋敷がどんどん増えてしまいますね。

また、衛生面で特に気になるのが水回りです。

キッチンの掃除はどこまでしてくれるのかという部分ですが、
シンクの周りの片付け、三角コーナー、排水溝のごみ溜めは掃除を頼めます。

それなら、排水溝のパイプもつながっているから頼めそうな気がしますが、
この部分は対象外になってしまうんです。
(親切心でやってくれるヘルパーもいます。)

シンクの中でも、パイプ部分は通常毎日掃除をする場所ではないですよね?

そのため、日常の家事の範囲を超えてしまうのです。

面倒に思うかもしれませんが、
この部分だけは家族、水道専門の業者、家事代行サービスに依頼するしかありません。

また、細かい掃除は無理だとしても、
可能ならパイプユニッシュなどの洗浄剤を流して置くだけでも悪臭や、つまりの予防に効果的です。

 

実は対象の意外な部分

 

そこまで厳しかったら、、
『冷蔵庫の中なんて無理だよね??』と思うかもしれません。

これは、半分正解で半分不正解です!

冷蔵庫内の掃除でも、
内部の洗浄=日常の家事の範囲外になりますが、
賞味期限切れ食品の廃棄=生活援助として認められます。

状態が良くない食品を食べて体調を壊したら大変です。
調理をする際に冷蔵庫内の食材を整理してもらうといいと思います。

と言っても、ちょっと賞味期限を切れただけのものを捨てられたらたまりませんよね?

この部分のトラブルが存在するのも事実です。
冷蔵庫内に思い入れのあるものがあり、
勝手に処分されたというようなことも起こります。

そのようなトラブルを防ぐ為にも、
ヘルパーと一緒に冷蔵庫のチェックができるといいですね。

 

~まとめ~

・ゴミ捨ても対象ですが、通常毎日掃除をする場所のみ。
・排水溝のパイプは対象外
・賞味期限切れ食品の処分は頼める。

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