ヘルパーはイベント食も作ってくれる?
これも、よくある質問のひとつです。
やっぱり、これまでの人生で幾度となくイベントを経験すると、
なくなったときに非常に寂しい気がすると思います。
誕生日には、誕生日らしい料理が食べたいし、
年末には年越しそば。
お正月にはおせち料理が食べたくなるものだと思います。
お気持ちは、よーく分かります。
ですが、介護保険の生活の援助とは見なされないため、
基本的にはイベント食は頼めません。
例えば、お正月におせちを作るとなったら、
数の子、田作り、焼き物 、筑前煮、海老の酒いり、松葉銀杏、きんぴら…と、
普段の調理よりも手間も、時間もかかってしまいます。
これをヘルパーさんが提供することは、
日常生活に不可欠な支援ではありませんよね?
また、納税者や被保険者からの「理解が得られない」ということもあるようです。
ヘルパー以外の方法とは
では、あきらめるべきなの?
っていうと、決してそんなことはないと思います!
イベント食を作って貰うことはできなくても、
スーパーの出来合いのものを買ってきてもらうことはできるんです。
ヘルパーさんに頼める生活援助の代表的なものとして買い物があります。
本人の為の食材や、生活に必要な日用品は、買ってきてもらうことが出来ます。
なので、
年末年始はスーパーで年越しそばや、おせちが販売されていますし、
誕生日はお寿司など選んできてもらったり、
依頼を工夫すれば、
イベント感を味わうことが出来ますよね!
ただし、
そのためにわざわざ遠く離れたお店に行ってもらうことは
できませんので注意してください。
また、せっかくだから犬のえさも買ってきてほしいとか、
雑誌も買ってきてほしいとかは頼めません。
あくまでも、生活必需品ではある必要があります。
ちなみに、
生活必需品と認められないって言われても、
私の生活には必要だっていう意見もあります(笑)
以前でしたら、この望みはなかなか叶わなかったんですが、
最近はネットスーパーなどもあります。
パソコンができなかったとしても、
離れて住む子供が代わりに注文するなんていうこともできます。
注文した日か、その翌日には届くのでそこまで待たないし、
一定額以上になれば、送料も無料になるところが多いです。
近くにそういうサービスを行っているスーパーがない場合も、
コンビニの配達サービスが利用できる場合があります。
~まとめ~
・ヘルパーにおせち料理などは頼めない
・イベント食を買ってきてもらうことはできる(生活必需品のみ)
・ネットスーパーなら欲しいものが何でも買えて便利