ヘルパーさんは、料理を手伝ってくれる?

ヘルパー関連

高齢になってくるとなかなか料理をするのが大変になってくると思います。

そんな時に、ヘルパーは料理をしてくれるということはよくご存じかと思います。

ですが、あまり知られていないのは、
何も100%の工程をヘルパーに任せる必要はないということです。

そもそも、ヘルパーというのは利用者の生活の自立を助けることを第一の目的としています。
その為、出来る部分は自分でやる、できない部分だけ頼む、というようなことは大いに推奨されているんです。

なので、結論としては、ヘルパーは料理を作るだけでなく、
利用者さんが料理をするのを手伝ってくれるということになります。

例えば、
手の震えや、麻痺があり包丁を持つのが困難だというのでしたら、
味付けだけでも参加してみてはいかがでしょうか?

料理が好きな人にとって、味付けは肝の部分ですよね。

下ごしらえや、片付けなどできない部分のみ任せて、
味付けだけ行ったとしても、立派に調理したことになると思います。

 

現場でよくみられる残念なこと

 

実はよくあるのが、
料理の味付けが合わずに、ヘルパーさんを変えるということです。

なんでもパッパッとこなしてくれるし、
とても良い方で、交感を持っているけれど、どーしても料理が合わない…

こんなことが良くあるんです。

ヘルパーさんが良かれと思って健康的な薄味の料理を作ったとしても、
本人がずーっと濃い味で育ってきたら、
どうしても物足りないと感じてしまいますよね。

食は人間の3大欲求の1つです。
その味が毎回続くとなるとどーしても耐えられなくなってしまうんでしょうね…

また、ヘルパーさんも人間ですから得意、不得意があります。
もともと料理が苦手という場合も大いにあり得ます。

そんなときは、共同で調理をするのが解決策になります。
やっぱり、自分の好みは自分が一番よく分かっていると思います。
遠慮せずに提案してみましょう。

これまでお話ししてきたことはなにも料理だけではありません。

掃除でも、洗濯でも一人ではできないけれども、
参加できる部分はあるかもしれません。

積極的にかかわる気持ちが大切です。

また、最近は補装具といって、
手足が不自由な方向けの道具が色々開発されており、
このような道具をしようすることでできるようになることが広がります。

気になった方は福祉用具専門相談員などの専門家に相談してみるといいかもしれません。

積極的にかかわる気持ちが大切です。

また、最近は補装具といって、
手足が不自由な方向けの道具が色々開発されており、
このような道具をしようすることでできるようになることが広がります。

気になった方は福祉用具専門相談員などの専門家に相談してみるといいかもしれません。

 

 ~まとめ~

・ヘルパーは料理を手伝ってくれる。
・料理以外の家事も、参加できることはしてみよう。
・補装具の相談をしてみよう。

 

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