これって介護ヘルパーに頼めるの??
ヘルパーさんに依頼するうえで、
どこまでお願いしていいんだろう?こんなことさすがに頼めないよね?
という疑問を持つことがあると思います。
介護保険の利用するうえで、
どんなことを、どうしたら、いくらでという情報が足りていないのが現状だと思います。
ヘルパーさんに遠慮しすぎて、
本来可能であるサービスを受けられなければ、
依頼者、介護を受ける方、またヘルパーさんにとっても
不幸な事だと思います。
ヘルパーには頼める事と頼めない事がある。
しかしながら、言ったもの勝ちが通用する訳ではありません。
頼めること、頼めないことには
一定の基準が設けられています。
>>例えば、生活援助というサービスがあります。
これは、掃除、洗濯、調理、買い物などの
日常生活の援助のことを言いますが、
頼めるかどうかの基準というのは、
①本人の為であるかどうか。
②本当にヘルパーの援助の必要性があるかどうか。
③日常の家事の範囲を超えないかどうか。
以上のようなことです。
上記のような基準を示されて、
なるほど!!と思う方もいれば、
管理人のように、つまり?具体的には?〇〇のような場合は?
とクエッションマークが続いてしまう方もいるかと思います。
とくに、すでに実際にヘルパーさんに来ていただいている利用者の方や、
ご家族の方こそ、より具体的な情報が必要かと思います。
具体的にはこんなことがお願いできる。
では、より具体的な例を紹介します。
《生活援助で頼めることの一例》
・本人用の食事の支度(調理)、配膳、後片付け
・本人が日常生活を送る上で必要な範囲の洗濯(干す、たたむ、しまう、必要に応じてアイロンがけなど)
・本人が寝起きしている布団を干す、シーツやタオルを換える
・本人が使用する居室の掃除、整理整頓、ゴミ出し
・本人の為の食材、生活必需日用品の買い物
敢えて、このような文面にしましたが、
お気付きの通り、『本人』という部分がキーワードになってきます。
先ほど紹介した頼めるかどうかの基準よりもすこしイメージがしやすくなったでしょうか??
これの例を見て、
本人の為の家事は日常生活に関するものならやって貰えそうだなというと。
また、恐らく、家族の為の食事や、洗濯、買い物などは頼むことは出来なさそうだと察することができたと思います。
では、ひとつ問題です!
本人の為の日常的な食事を作って貰うとします。
ただ、その方は80歳を超えていて、食べ物を食べるのに少し苦労します。
そこで、特別にヘルパーさんに料理の作り方を変えて貰うことはできるでしょうか??
答え→可能です!
実は、通常の食事だけでなく、やわらかい食事、ミキサーを使用した食事というのは、
生活援助サービスの食事の準備に含まれているんです。
まあ、せっかく食事を作って貰っても、食べられるモノじゃなかったら意味がないですからね…
このように、基準や一例だけでは『このお願いは特別扱いになってしまうんじゃ?』と思うこともあるかと思います。
それを踏まえて、このサイトではより具体的で分かりやすい情報を提供していきたいと思います。