ヘルパーさんの運転で病院への送迎は頼めるのかどうかについて説明します。
特に独り暮らしの場合、家族は離れたところに住んでいるためいつでも助けに来ることが出来ないかもしれません。
また歩行に不安がある場合も、一緒に行ってもらえたら安心ですよね。
実際頼めるのでしょうか?
結論→頼むことが出来ます。
「通院等乗降サービス」といものがあります。
しかし、このサービスを利用できるかどうかについては、色々と注意が必要ですので、早めにヘルパーに相談しましょう。
まずヘルパーさんが所属する介護事業所の車でなければなりません。
大抵のヘルパーさんは、事業所の車ではなくマイカーを使って訪問しています。
ですからそのことを確認しなればなりません。
また、その事業所が「通院等乗降介助サービス」を行う事業所として届出・登録をしており、
このサービスがケアプランに盛り込まれていなければなりません。
まずは利用者がケアマネージャーに相談してみることをおすすめします。
この「通院等乗降介助サービス」は「介護タクシー」とも言われています。
利用料金は、基本「運賃」プラス通院等乗降介助サービスの自己負担分<一割か二割>になります。
福祉タクシーも便利!
この他に介護保険外のサービスになりますが、
車いすまたはベットのままで利用できるタクシーもあります。
この車は福祉タクシーと呼ばれています。とても便利ですね。
料金は自己負担しなければいけませんが市町村によっては比較的安い料金で利用できる地区もあります。
例えば、千葉県の浦安市では65歳以上で、介護保険の要介護度が3から5の方を対象に福祉タクシー乗車券を配布しています。
このような仕組みがお住まいの自治体でも行われている場合がありますので、是非確認してみてください。
福祉タクシーの運転手さんたち介護の知識を持っているので、
安心して病院に行くことができるでしょう。
そして時間も指定できるので病院に遅れる心配もありませんね。
また、このサービスは介護保険で対応できない用途でも利用できます。
ケアマネージャーに相談するならこの事も教えてくれるでしょう。
また事業所の車での送迎がお願いできない時どうしたらよいでしょうか?
別の方法があります。
ヘルパーさんに身体介護サービスとして通院介助をお願いしましょう。
ヘルパーさんが病院の中でも一緒にいてくれ、医師とのコミュニケーションの時もいてくれます。
とても安心ですね。
その後薬をもらうことのも手伝ってくださいます。
~まとめ~
・病院への送迎は頼めるものの、介護事業所の車であることなどの条件あり。
・福祉タクシーも便利。(自治体によっては補助あり)
・身体介護サービスとして通院介助の方法もある。