掃除はどこまで頼めるの??

ヘルパー関連

介護保険サービスでは、
掃除=日常生活上、心身の健康に必要とされるサービスとして認められています。

ですが、家じゅう、全てを掃除してもらえるわけではありません。
じゃあ、どこまで??ということが今回のテーマですが、一言でいうと、本人が日常使用するスペースとなります。

たとえば、本人の部屋、寝室、茶の間・リビングや浴室・洗面所・トイレ
のような場所になります。

逆に、頼めない部分は?という質問もよくありますが、

ご家族の部屋であったり、
使っていない部屋、
庭やベランダ

上記のような場所は対象外になります。
あくまで本人が日常で使用するスペースなので、
本人に直接かかわりが薄い部分は対象外なんです。

 

 どの程度の掃除まで頼める?

 

また、場所だけでなく”程度”というのも関わってきます。

例えば、
年末の大掃除なんかは認められません。

人によって大掃除の定義も異なってきますが、
だいたい以下のようなことかと思います。

・家具や家電の裏側の掃除
・冷蔵庫内や洗濯機(洗濯槽)の本格的な掃除
・カーテンなど、洗濯頻度が低いものを洗う
・キッチン、風呂、トイレなど、水回りの本格的な掃除
・畳を上げての掃除
・ベランダ掃除
・窓、網戸の拭き掃除
・念入りな天井、壁、床の掃除

このような負担の大きい掃除はヘルパーには依頼できません。

 

 ヘルパーに頼めない掃除はどうすればいい?

 

ですが、一人暮らしで家族が頻繁に来られず、ずっと大掃除ができないとなると、
ストレスが溜まってしまう方もいるのではないでしょうか?

綺麗好きな方には掃除ができない部分があるのが気になってしまうかと思います。

そんな時に便利なのが、
家事の代行サービスです。

会社によっては、大掃除コースというものが存在して、
ヘルパーのサポートでは賄えなかった部分もいっぺんに掃除してもらうことが出来ます。
(ちなみに、年末だと集中するので料金が割増しになる傾向があるみたいです。)

年に1回だけでもスッキリしますよね。

もしくは、
汚れが気になる部分だけを指定して掃除してもらうこともできるんです。

例えば、
ハウスクリーニングでは、エアコンの徹底洗浄はもちろん、
換気扇、床やフローリングのワックスがけ、
カーペットの汚れ落とし、ベランダの床、壁、
手すりまで専用の洗剤を使って掃除してくれます。

遠方でなかなか実家の大掃除まで手が回らないという家族の方、
最近ではハウスクリーニングのギフトなるものもあるようです。
家事代行サービスをプレゼントしてみてはいかがでしょうか?

 

~まとめ~

・掃除は基本的には本人が日常使用するスペースのみ。
・かつ、程度も通常の掃除のみ。
・家事代行サービスなどを併用するのもオススメ。

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