ヘルパーは裁縫・ボタン付けをしてくれるかどうかを説明していきます。
特に利用者様が男性の方ですと裁縫をした事がないかもしれません。
その場合ですと取れたボタンを付けたり、ズボンのほころびを直すことがうまくできないかもしれません。
そうなるといつもだらしのないボタンのない服をいつも着ることになります。
それはよくないですよね。いつも穴の空いた服を着たいとは思いませんね。
また女性の場合にも問題があります。
以前は裁縫などを難なく行えていたとしても年とともに目が悪くなります。
細かい縫い目は見づらくなるでしょう。作業も行いにくくなります。
思ったように指先が動かなくなうえに、力までうまく入らないのです。
そうなるといつも来るヘルパーさんにボタン付けなどの修繕を頼みたいと思いますね。
その場合原則、頼む事ができます。
簡単なボタン付けや衣服のほころびなどの修繕は本人の日常生活に必要とされることですね。
破れた靴下、服を身に着けているのは本人にとっても気持ちのよいことではありません。
このようなことから頼む事ができるんです。
裁縫なら全てを頼めるわけではない
ただここで注意する点があります。
それは簡単な修繕に限られるということです。
特別な技術を必要とする修繕については、ヘルパーさんに頼むことができません。
特別な修繕をするには多大の時間がかかります。
5分や10分ではできません。
ヘルパーさんが滞在することのできる時間には限りがあります。30分から1時間の間でたくさんの仕事こなさなければなりません。
他にも食事の支度、入浴の介助、部屋の掃除、トイレの介助、薬の準備など仕事は膨大です。
洋服の修繕のためにこの全ての時間を使うことは出来ませんね。
ですから、その場合はお直し専門の業者に依頼しましょう。
お直し屋さんです。
またとれたボタンを付けたり、ほころびを直すためには裁縫道具が必要ですね。
針や糸などです。それらの物は事前に準備しておく必要があるでしょう。
しかし、もし自宅に裁縫道具がない場合はヘルパーさんの買い物の支援の時にこれらの物、ボタンや布などを買いに行ってくれるよう頼む事もできます。
これらの物は生活必需品と判断されます。
その場合買い物にかかった実費を払う必要があります。
~まとめ~
・簡単な裁縫ならヘルパーに頼める。
・特別な技術を要する場合はお直し屋へ。
・あらかじめ裁縫道具は用意しておきましょう。