今回は、ヘルパーに外出に付き添ってもらえるのかどうかを説明します。
例えば、利用者様がもともと社交的な性格だったとしても、大きな病気をきっかけに家に閉じこもりがちになってしまうということがよくありますね。
外に出たくない理由の一つとして、知っている人に顔を見られたくない、病気で変わってしまった自分の姿を見られたくない、見られるなんて恥ずかしい、という人もいますね。
例え家族が散歩に連れ出そうとしても拒否することがあるかもしれません。
もしもヘルパーさんが来て散歩のプランがあったら、
ヘルパーさんに散歩を促してもらえるし、リハビリにも気分転換にもなるのでいいのに・・・と思いますね。
実際どうなのでしょうか?
この場合ヘルパーに頼むことが出来ます。
しかし歩行訓練やただの趣味のための散歩の外出は頼めません。
ただ利用者の意欲を促したり自立を支援する目的で近所に買い物に行くのに付き添ってもらう事はできます。
買い物に一緒に行ってくれるのはとてもよい制度ですね。
一緒に行ってくれれば安心ですし、一緒に行くことでよいコミュニケーションの時間にもなりますね。
また、「今日はいいお天気ですね。お散歩日和ですね。一緒に散歩行くのはどうでしょうか?」という風に散歩を促してもらうこともできます。
家族が散歩を促すのは時に難しいもの
家族が散歩を促すというのは時々難しいときがありますね。
家族に対してだと本人も甘えてしまうもの。
でもヘルパーさんが来ると「せっかく来てくれたなら行ってみるか。」と思いやすい傾向があります。
家族は本人が家にこもってしまうと心配になります。
ですからぜひ外に出してあげたいと思いますよね。
しかし、人によっては、散歩は好きだけれど、病気の為散歩をするのに不安があるという場合もありますね。
その場合ただ単に散歩を促せばよいという訳ではありません。
安心して外出できる環境を整えてあげなければなりません。
どうしたらよいでしょうか?
まずは担当のケアマネージャに相談しましょう。
住まいから少し離れたデイサービスを紹介してくれるでしょう。
デイサービスは入所する前に見学する事もできます。
見学の時に知り合いがいないか確認できるでしょう。
デイサービスに通い始めるなら人との交流も図れ、散歩やレクレーションを楽しむことが出来るでしょう。
また、別の方法としては家事代行サービスに依頼するという方法です。
この場合、1時間〇〇円~というように事前に金額も決まっているので、
気軽に利用することが出来ます。
ご自身の趣味への付き添いなどに利用してみてはいかがでしょうか?
~まとめ~
・ヘルパーに外出の付き添いを頼むことは可能。
・デイサービスに通うことも一つの方法。
・家事代行サービスに依頼することもできる。