ヘルパーにマッサージはお願いできるのかどうか説明します。
一人でお風呂に入るのが不安な場合ヘルパーさんに入浴の支援を頼んでいることがよくありますね。
入浴のついでに 肩や腰のマッサージをしてもらえたらどんなによいだろうと思いますよね。
実際どうなのでしょうか?
原則頼めません。これはヘルパーさんがマッサージの資格を持っていたとしても頼むことができません。
マッサージというのはヘルパーさんが行うべき身体介護の支援ではありません。
身体介護というのは、オムツの交換、体位交換、衣服の着脱、入浴介助、などが含まれます。
マッサージをどうしてもしてもらいたいという場合はどうしたらよいでしょうか?
介護保険外のサービスをしてくれる事業所を探しましょう。
ただこの場合全額負担になります。
または民間のマッサージに依頼するとよいでしょう。
いろいろな種類のマッサージがありますね。
出張サービスというのもあります。
自宅に来てくれるなんてとても便利なサービスですね。
では痛みがある場合はどうでしょうか?
その場合は専門医に相談した方がよいですね。
マッサージ師は医者ではありませんね。
ある程度の病気の知識は持っていますがもちろんお医者さんはもっとよく知っています。
適切な薬を処方してくれたり、適切な治療法を紹介してくれるでしょう。
実際痛みが強い場合マッサージ師に相談するだけでは解決しない事が多いのではないのでしょうか?
お医者さんに頼りましょう。
お医者さんが医療上必要と判断すれば、医療保険により「訪問医療マッサージ」を利用できるのです。
保険が利用できるので安い値段でマッサージが受けられるのです。とてもお得ですね。
このマッサージはあん摩マッサージ指圧師が行います。
これは国家資格です。
そして介護保険のサービスとも併用することができます。
このマッサージ師が訪問する際には利用者の状況を記したファイルを残していくと思います。
毎回のマッサージの度に状況の変化や体、健康の様子が書かれます。
ヘルパーさんも利用者の様子をいつも確認したいと思っていますので、
もしこのようなファイルが用意されたなら、ヘルパーさんのいつも見るところに置いておくことをおすすめします。