ヘルパーさんは散髪してくれる?

ヘルパーさんは散髪してくれる?

高齢者の1人暮らしで、なかなか外出が難しく、ヘルパーの訪問を依頼するケースは年々増加してきています。
そんななかで、美容室や床屋に通えないというのも一つの悩みです。

ヘルパーは訪問し身体介護をするのですが、
電気シェーバーでの髭剃り、爪切りなどは行うことが出来ます。

髭が大丈夫なら髪も大丈夫なのでは?と考えてしまいそうですが、
実際にはヘルパーは散髪をすることができません。

もし仮にそのヘルパーが理容師の免許を持っていたとしても、
理容は介護保険給付の対象にはなりません。

 

高齢者の味方!出張散髪サービス

 

ですが、最近では高齢者の散髪サービスがいくつか存在します。

まずは、出張理美容サービスです。
このサービスは、自宅、病院、介護施設、障がい者施設に理容師や美容師が訪問して散髪してくれるサービスです。

会社によっては、
ヘルパーなどの福祉資格を持った美容師、理容師による散髪サービスを提供していることがあります。

介護レベルなど、個々の状態によっては、
有資格者による散髪サービスはとても安心感がありますよね。

サービスの内容としては、
ただの散髪だけではなく、カミソリによる髭剃り、顔そりや、パーマ、毛染め、シャンプーなど幅広く対応してくれます。

もちろん散髪後は、きちんと掃除もしてくれるので、自宅でも気軽に頼むことが出来ます。

次に、自治体のサービスに関してです。
お住まいの自治体によっては、訪問理美容サービスを提供している場合があります。

たとえば、東京都の町田市には調髪利用券というものがあり、

65歳以上の
①老齢福祉年金受給権者、または生活保護受給世帯の方
②特別養護老人ホームに入所している(ホームに住民登録がある)方(ただし、介護保険法第13条に規定する他の区市町村から入所した被保険者を除く)
③介護保険要介護度が4または5の在宅の方

上記に当てはまる方は調髪利用券を使用して安価に調髪を受けることが出来ます。

特に、介護保険要介護度が4または5の在宅の方には、
自己負担額1000円程度で自宅訪問の理美容サービスを受けられるのでとっても便利ですね。

ご自身が住んでいる自治体にご紹介したようなサービスがないかを調べみてはいかがでしょうか?

 

~まとめ~

・ヘルパーは調髪は対応不可
・出張理美容サービスが便利
・自治体の調髪サービスを利用できるかもしれない

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